【タイトル】

オリパラ教育 アーチェリー早川選手来校

【本文】

ロンドンオリンピックで銅メダルに輝いた早川蓮選手に来ていただき、講演会が行われました。   まず登場したときに、その身長の高さにどよめく生徒達。 しかし一転して気さくな物言いと朗らかな笑顔からすぐに打ち解け、質問もどんどん手が上がる様子でした。 Q「スランプになったらどうしたらよいか」 A「思うように行くことなんてなかなかない。だから、誰もがスランプである。だから、そうは思わないようにしている。とりあえずチャレンジして、失敗してもそれが経験になると思っています」   Q「アーチェリーの魅力は?」 A「予想がつかないところ。自然が相手なので、ランキング上位が下位負けることも欲ある」   Q「面白さはどんなところでしょうか。そして、弓道との違いは?」 A「世界中に友達ができた。一人でやると、何事も面白くない。一緒にやって切磋琢磨するから面白い。弓道は礼儀についても難しい決まりが多いが、アーチェリーはない。」 Q「やめたいと思ったことはないのですか」 A「子供のころは思っていたが、みなさんくらいの(中学生)ころにその気持ちはなくなった。コーチが怖かったからやめたいなと思っていたけど、いつの間にか周りの人の方が先にやめてしまっていて、自分一人になっていた。今は、自分の全てを賭けてやっている競技だから、やめようなんて全く思っていない」   Q「緊張しない秘訣はありませんか」 A「プレッシャーは誰にでもあるけど、それがあることが幸せなことだと思っている。こんなプレッシャーは、誰もが経験できることではない。特別なことなのだと」   Q「早川選手にとって、アーチェリーとは」 A「私の全てです」   道具の体験も行わせていただきました。 これがなかなか重くて固い。これを70回も引くというのですから驚きです。   大変貴重な機会をいただきました。 来年はいよいよ東京オリンピックが行われます。 アーチェリーという競技を知ることを入り口に、さまざまな競技や選手、そしてその大会運営や各国の文化などにも興味をのばして、来年を迎えられたらよいと思いました。   早川選手、そしてスタッフの皆様、貴重な機会をありがとうございました。


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