【タイトル】

2年国語 走れメロス

【本文】

2年生の国語は、1月から「走れメロス」を取り扱っています。 おそらくは、保護者の方々も、中学生の頃に授業を受けられたのではないでしょうか。 第1、2回目の授業では、本文を読み、感想を書きました。 「メロスとセリヌンティウスが殴り合っていたシーンが印象的でした」 「あれほど信頼に報いることが出来るような友人がほしい」 「王様の改心が心に残った」 「小学校の時に劇でやったことを思い出した」 という、まあスタンダードな意見から、 「太陽の十倍も速く走ったら、音速を超えるのでは」 「恐ろしく大きな力とはいったいなんだろうか」 「ふと耳に、せんせん というところから、なんでかわからないけど、気持ちが乗ってきた。鼓動が速くなる感じ」 「最初の授業を休んで、後半から小説を読んだら、いきなり裸の男が殴り合っていた。オオッってなった」 などなど、するどいご意見や面白いご意見もちらほら……。 第3回は小説の構造について 第4回はクライマックスと中心人物 第5回は原作と太宰版との差異から作者の意図を読み解く …… と続いていく予定です。 古今東西の中学生が学習するであろうこの作品の魅力を、ぜひとも感じていただきたいですね。


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