【タイトル】

2年国語 トロッコ 芥川龍之介

【本文】

2年国語「トロッコ」芥川龍之介   私は芥川龍之介が好きなのですが、教科書にはでてきません。 そこで、走れメロスの学習を経て、「対比」「象徴」という二つの視点で小説を読み解く力を得た生徒達に、別の小説での読解に挑戦してもらおうと考え、芥川の作品を取り上げました。 この小説自体は、別の教科書会社では中学1年生相当に掲載されています。 もともと「赤い鳥」という児童文学雑誌の作品ですから、読むことは簡単です。   学習を終えた振り返りから…… 小説をあまり読まないけど、今回の授業で小説の面白さがわかった。対比の関係が読めると、その小説がもっと面白くなると思った。(Mくん) 芥川の対比を読めた。良平の子どもから大人への心の変化が読めた。ほかの作品も読んでみたい。(Kくん) 私たちは子どもから大人になろうとしているところなんだなと思った。(Sさん) 今回の作品で、これだけ読み取れるんだなと実感した。(Rくん) 短い小説であっても、深い意味が込められていて、それを見つけてもらうために書いているのだろう。(Yさん) 走れメロスではメロスとディオニスが対比関係にあって、自分と他人の関係だったけど、トロッコは自分の子ども時代と大人時代で対比していた。(Aさん) ただ面白いだけではなく、深い意味があったり、対比から伝えたいことが隠れていて、それを含めて面白いと思った(Tさん)  


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