【タイトル】
2年生のみなさんへ【本文】
いよいよ都立公園などにも利用制限するという報道がありました。昨日夕方わが家の近所にある木場公園を散歩していたら、広場にあったバスケットボールのリング2つが昨日から使用禁止になっていました。 そこで、今盛んに言われている言葉がStay homeという英語です。あまりにも多くの場面で使われており、聞かない日はないくらい有名な英語になりました。みなさんは、これだけ盛んに使われていると、意味は当然わかりますよね。「家にいなさい」という意味ですね。 stayは一般動詞で、 1.滞在する、とどまる ← 一定時間ある場所にいる(これは物でも人でも可、時間の長さは問わない) 2.~のままでいる ← 状態の持続 このような使い方が有名な使い方です。 今よく言われているStay home の stay は1の用法で、home は「家に」という意味の副詞として用いています。 私の大好きな007ジェームズ・ボンドシリーズでは、007が味方の女性と一緒に敵から追われて何かの物陰に隠れているシーンで、その味方女性に”Stay still.”と言う場面があります。ここではstillは形容詞で「動かない、じっとして」という意味で用いられており、2の意味の stay とあわせて Stay stillは「ここにじっとしていなさい」という意味で使われています。 また、Stay homeですが、イギリスではStay at homeという表現も使われています。当然ですがどちらも正しい英語です。 イギリスの公共放送局BBCニュース記事では、Coronavirus: Staying home this weekend という英語と、at の入るStaying at home this weekend が両方使われていました。先頭に使われているCoronavirusがコロナウイルスを表す英単語で、発音は残念ながら日本語通りではなく、カタカナで表記すると「コロナバイラス」のような発音になります。 home がこれだけで「家に」という意味の副詞としての用法と、「~で、に」と場所を表すat と名詞「家」home をあわせて at homeで「家に」という使い方と2通りの表現が可能になります。 もうこれ以上感染者や、コロナウイルスによる肺炎で亡くなる方が増えないことを祈りつつ、今自分がやれることをきちんとやりましょう。感染予防もそうですが、学習面でも自分で工夫して復習を行いましょう。習っていないことを勉強するのもなかなか厳しいものがありますので、宿題以外になにをやったらいいかなと悩んでいる人は昨年度習ったことの定着をはかる取り組みがいいですね。昨年度の後半、英語の授業で宿題として出ていた毎時間の復習のようなやり方で、1冊余っているノートがあれば、そのノートに1ページ1教科、単元を決めてまとめや復習を行う…等のやり方もあります。【添付ファイル】
この記事に添付ファイルはありません。