【タイトル】
栄養コラム&レンジで美味しいレシピその19【本文】
学校生活には慣れてきましたか?3ヶ月ぶりの学校は、気持ちも体もちょっと疲れやすくなっているかもしれませんね。マスクを一切外さないで生活することも、始まってみると暑かったり息苦しかったりするかもしれません。でも「新しい生活様式」には、少しずつ慣れていくしかありません。意識を変えて、ちょっとずつ、がんばっていきましょう。 ~栄養コラム~ 近年はハウス栽培等が発達しているため、野菜の旬がわかりににくなっていますね。しかし。旬の野菜は、栄養価が大変高く、また流通量が多いので価格も安いのです!さて、栄養価といっても野菜によって種類はさまざま。ここでは季節の違いに注目して、夏野菜の代表「トマト」と、冬野菜の代表「ほうれん草」を比べてみましょう。 トマトでは、β-カロテンの差が顕著です。旬のものは、旬でない時期のものに比べ含有量に約2倍の差があるというデータもあります。(女子栄養大学調べ)。 ほうれん草では、旬の12月に採れたものに比べ、旬ではない9月に採れたものはビタミンCの含有量に約3~4倍の差があることを示しているデータもあります。日本食品標準成分表2015年版(七訂)では、「夏採り」と「冬採り」で成分値の記載が分かれているほど。季節によって栄養価の変動が大きい成分もあるのです。 今回は、夏が旬のなすとピーマンを使ったレシピをご紹介♪ 【豚なすピーのはちみつ味噌煮】 (4人分) 豚こま肉 ・・・300g 酒 ・・・大さじ2 片栗粉 ・・・大さじ1と1/2 なす ・・・3個(約200g) ピーマン・・・4個(約100g) 長ねぎ ・・・1本(約80g) サラダ油・・・大さじ1 ▽はちみつ・・・大さじ2 ▽味噌 ・・・大さじ2 ▽醤油 ・・・大さじ1/2 1.なすは1cm程度の厚さの輪切りにする。ピーマンはよーく洗ってへたや種を取らずに(気になるなら取り除く)縦4つに切る。長ねぎは斜めに1cm幅に切る。豚肉は酒をもみこみ、片栗粉を加えて混ぜる。 2.耐熱容器になすを加え、サラダ油を加えてさっと混ぜ、ピーマンと長ねぎを加え、豚肉を全体に乗せる。 3.▽の調味料を合わせてまわしかけ、ラップをふんわりかけて600wの電子レンジで12分加熱し、ひと混ぜして出来上がり。 ピーマンのへたと種にはたくさんの栄養が含まれています。しかも、加熱すると意外と気になりません。そのため、今回のレシピでは取り除かない手順にしました。一度試してみてください。 菅原【添付ファイル】
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